優秀な韓国人学生の入居者獲得に注力
ルームステーション(東京都世田谷区)は、3年前よりゲストハウスの運営に注力しており、順調に棟数を増やしている。下北沢など地方の人でも知っているような主要駅を中心に、ゲストハウス5棟59人収容の居室を運営。
現在53人の入居があり、9割以上の入居率を獲得している。一般の賃貸マンションに比べ空室率が低いこともゲストハウスの運営の利点だ。
もともとはワンルームの賃貸仲介がメーンだった同社だが、3年前ゲストハウスの仲介を行ったことをきっかけに興味を持つようになった。ウィークリーやマンスリーマンションの大手は1年契約のところが多く、
ワーキングホリデーで来日している外国人は住むところがないのが現状。そこに勝機を見出した。
また、質のいい入居者を獲得しやすくなっているのもゲストハウス事業に乗り出した理由の1つ。日韓両国では大学同士の外国人受け入れで協定を結んでおり、日本への受け入れ定員約7200人に対し、約1万人の申し込みが入るという。
結果、優秀な学生を集めることができる。外国人の大半は韓国人だ。
入居者は20代から30代半ばまでの若い世代で、海外経験者や外国人が大多数を占め、日本人と外国人の比率は7対3。外国人受け入れの賃貸物件は管理業務にパワーを割かれたり、入居者同士のトラブルがあったりと、リスクも多いと思われがちだが、
週に1度は掃除も兼ねて管理物件を訪れるようにしている。頻繁に足を運んでコミュニケーションを円滑にしておけば、それほど大きなトラブルにはならないとしても上位に上がるため、回避するのにも有効だという。
1戸建ての寮をリノベーションしてゲストハウスに改修したシェアソレイユ下北沢西口を訪れると、共同キッチンで仲良くオムレツを作っている風景を見ることができた。韓国人の入居者もそこに交じり円卓を囲む。
全国賃貸住宅新聞 掲載記事より